こんにちは、看護師nです。
「毎日のコーヒーが習慣になっている」という方、多いのではないでしょうか?
僕自身、カフェに行くとついコーヒーを注文し、スタバではドリップコーヒーを頼んでワンモアコーヒーで2杯目を楽しむのが定番でした。さらに、どうしても集中したい時には1日3〜4杯飲んでしまい、気づけばコーヒー頼みの生活に。コーヒーを飲むと1〜2時間は集中できるものの、その後にだるさを感じることも。
「カフェイン、ちょっと控えたほうがいいのかも…?」そう思ってコーヒーをやめようと試みても、1週間もたたずに挫折。カフェインを抜くと疲労感や集中力の低下を感じ、離脱症状に悩まされました。
でも実は、無理なくカフェインを減らす方法があるんです。
それが 「デカフェ」に変える というシンプルな方法。しかも、スタバなら +50円 するだけで簡単にデカフェに変更可能!
この記事では、カフェインのメリット・デメリットや、手軽にカフェイン断ちを始める方法を詳しく解説します。
カフェインは本当に必要?

みなさんは、カフェや喫茶店に「カフェインを摂る」ために行っていますか?
確かに、集中力を高めるためにコーヒーを飲む人もいますが、多くの方にとってカフェは、友人との会話を楽しんだり、休憩やリフレッシュしたり、食事をするための場所ではないでしょうか。
しかし、カフェにはまだまだデカフェメニューが少ないと感じることはありませんか? これは単に需要の問題だけではなく、お店側の経営戦略にも関係しています。
例えば、デカフェのコーヒーを提供するには、コーヒー豆からカフェインを除去する工程が必要です。これには 薬品を使う方法、水を使う方法、二酸化炭素を利用する方法 などがあり、どれも通常のコーヒーよりコストがかかります。そのため、お店側にとっては負担になります。
さらに、マーケティングの観点からも興味深い研究があります。
南フロリダ大学(USF)が主導した国際的な研究 によると、
カフェイン入りのコーヒーを飲んだ買い物客は、カフェインなしの飲み物や水を飲んだ買い物客に比べて 約50%多くお金を使い、約30%多く商品を購入 していたことが分かった。
参照元:https://www.usf.edu/news/2022/tight-budgeters-beware-skip-the-coffee-before-shopping.aspx
– 南フロリダ大学 University of South Florida. JUNE 15, 2022 –
つまり、お店側としては カフェイン入りの飲み物を提供したほうが利益につながりやすい ため、デカフェメニューの導入は後回しになってしまうのかもしれません。
私たちは無意識のうちにコーヒーや紅茶などのカフェイン入り飲料を選んでいることが多いですが、「今、本当にカフェインが必要なのか?」と一度考えてみるのも良いかもしれません。
カフェインは飲み物だけでなく、チョコレートなどの食品にも含まれているため、完全に断つのは難しいですが、カフェインのメリット・デメリットを理解し、上手に取り入れることが大切 です。
カフェインのメリット・デメリット

▼メリット
- 疲労回復、気分を高める
- 覚醒作用、集中力の向上
- 運動パフォーマンスの向上
- 鎮痛作用(頭痛などの軽減)
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
- 脂肪燃焼の促進
▼デメリット
- 過剰摂取による不眠や不安
- カフェイン依存
- 離脱症状(頭痛や倦怠感)
- 副腎疲労
- 皮脂分泌促進による体臭
- 胃痛、胸焼け
カフェインの1日推奨摂取量

カフェインは適量であれば集中力の向上や覚醒作用といったメリットがありますが、過剰摂取すると不眠や不安、動悸などのリスクも伴います。
そのため、各国の機関が1日の適切なカフェイン摂取量を定めています。
▼各国のカフェイン摂取推奨量
- 一般成人:1日400mg以下(カナダ保健省, ベルギー上級保健評議会)
- 妊婦:1日200〜300mg以下(英国食品基準庁FSA:200mg / カナダ保健省:300mg)
- 子ども:2.5 mg/kg以下(ベルギー上級保健評議会)
特に妊婦のカフェイン摂取量については、胎児への影響を考慮し、多くの国が 1日200〜300mg以下 を推奨しています。子どもに関しては研究データが少ないものの、 2.5 mg/kg以下 に抑えることが望ましいとされています。

僕が最も参考にしているのは、ベルギー上級保健評議会が提唱する「1日5.7 mg/kg」 というカフェイン摂取基準です。
僕の体重は55kg なので、計算すると 約300mg が1日の許容量になります。この基準を目安に、過剰摂取にならないよう意識しています。
下の写真はスタバのドリップコーヒー(S)ホットの栄養成分情報です。
1杯でカフェインが約200mg含まれているので、2杯飲むと400mgで許容量を超えてしまいます。

日々のコーヒーやお茶の量を見直し、適切なカフェイン摂取を心がけましょう!
【スタバ】デカフェのメリットとおすすめドリンク

デカフェ変更のメリット
スタバでは、『ドリップ コーヒー』や『スターバックス ラテ』を含む すべてのエスプレッソビバレッジ をデカフェに変更できます。
デカフェにすることでカフェインの摂取量を抑えられ、健康面でさまざまなメリットがあります。
▼カフェイン断ちのメリット
✅ 骨や歯が丈夫になる
✅ 集中力が自然に上がる
✅ 貧血や脱水症状のリスクが減る
✅ 慢性的なだるさや眠気が軽減する
✅ 胃腸の調子が良くなる
✅ ダイエット効果が期待できる
✅ 口臭や体臭トラブルが減る
✅ 睡眠の質が上がる
カフェインを控えることで、体に嬉しいメリットがたくさんあります。最初は離脱症状が数日続くこともありますが、その後は 頭痛やだるさが軽減 し、体調が整っていくのを実感できるはずです。
詳しく知りたい方は、こちらの本がおすすめです。カフェイン断ちの方法が詳しく解説 されているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

おすすめデカフェメニューと注文方法

僕のおすすめは 「デカフェ ドリップコーヒー」 です。
エスプレッソビバレッジの中で最も手頃な価格で、ショート(S)サイズなら店内飲食で380円+55円 で注文できます。

デカフェ変更にすることで、カフェイン量を大幅に減らすことができます!
注文はとても簡単で、
✅ 「ドリップコーヒー、◯サイズ、デカフェに変更してください。」
と言うだけ。
また、アメリカーノやスターバックスラテなどのエスプレッソビバレッジもデカフェに変更可能 です。注文時に 「デカフェに変更してください。」 と伝えるだけでOK!
さらに、アプリのモバイルオーダーでも「カスタマイズ」から簡単にデカフェ変更 ができます。
ただ、ドリップコーヒーのデカフェは抽出に10分ほど時間がかかるので、“ 時間に余裕があるときは ドリップのデカフェ “、” 急いでいるときは デカフェアメリカーノ “ を試してみてください!
コメント